交通手段

カンボジアの主な交通手段はバイクです。
電車はありませんし、ローカルバスはまだ一部で試験運行が始まったばかりです。
タクシーや自家用車は最近かなり増えてきましたが、カンボジアの道路は渋滞がひどいので、あまり効率の良い交通手段とは言えません。
トゥクトゥクは利便性の良い交通手段ですが、毎回ドライバーに行先を説明するのが面倒なときもあります。

そこで、バイクです。
お仕事で頻繁に外出される場合は、バイクの購入をお勧めします。
カンボジアには、コンビニより、病院より、バイク屋が多いです。
中古車の販売店が圧倒的ですが、最近は新車を扱う正規店も増えました。

バイクの運転にはカンボジアの免許証が必要です。
カンボジアでは国際免許も認められているようですが、警察官への認知度が低いので、カンボジアのものを取得してしまった方が安心です。

カンボジアの運転免許証を取得する方法は、国際免許を取得してカンボジア国内で切り替える方法と、日本の運転免許証から直接切り替える方法の2種類があるようです。
ここでは、日本の運転免許証から直接切り替える方法をご紹介します。

まず日本大使館で翻訳証明を取得します。
申請には、パスポートと日本の運転免許証、申請手数料(90,000リエル/2014年12月現在)が必要です。
朝一番で申請すれば、同日の午後には受け取ることができます。

翻訳証明を受け取ったら、旅行代理店などの代行業者に手続きを依頼します。
このとき、免許証に使用する証明写真の提出が求められます。
代行業者はプノンペン中心部で多く見受けられます。
「Driver’s license」と書かれた看板が目印です。
ビザの延長手続きと一緒に依頼できるところも多いので、まとめて申請してしまうと楽です。
免許証は約1か月後に受け取れる場合がほとんどですが、業者ごとに差が大きいらしいので、周囲の方に聞いて手続きの早いところへ依頼するようにした方が良いと思います。

カンボジアでバイクを運転する場合、日本から持ち込みたいものがあります。
バイク用の盗難防止チェーンと、前かご用カバーです。
これだけたくさんのバイクがあるのに不思議なのですが、なぜか売っていません…。
絶対、需要があると思うんだけどなぁ…。