カンボジアと日本の時差は2時間です。
日本が2時間早いのですが、私は日本にいるときに逆に勘違いして、朝7時にカンボジアへ電話を掛けてしまったことがあります。
午前9時に掛けたつもりが、実際は早朝5時だったのです。
電話を切った後でそのことに気づき「しまったぁぁ……!」と焦りました。
相手の方が特に苦情も言わず応対してくださったので助かりましたが、それ以来、国際電話を掛けるときは何度も時差を確認する癖がつきました。

ところでこの日本とカンボジアの時差「2時間」ですが、実は「あってないようなもの」です。
なぜか?
カンボジア人の生活が、大抵日本人より1〜2時間前倒しだからです。
地球の外側から日本とカンボジアを見たら、同じようなタイミングで人々が起きたりご飯を食べたりしていることになります。

カンボジア人の朝は早いです。
5時台には人が外に出始めます。
出勤前にモイタック(水浴び)している人や、家族分の洗濯をしている女性をよく見かけます。

6時半過ぎれば通勤ラッシュです。
道沿いの飲食店は軒並み営業を始めていて、クイティウ(米の麺)やボボー(お粥)、バイッサイッチュルーク(豚肉ごはん)で朝食をとる人がひっきりなしに出入りしています。

ほとんどの職場は昼休みが11時〜12時です。
大きな会社や工場の前には食べ物を売る露店が集結して、縁日みたいになります。
お昼ご飯は12時に食べるものと思っていたので、始めは11時台に昼食をとるのが変な感じがしました。
12時過ぎに道端の食堂に行くと、軒並み営業が終わった後でおいしそうなメニューはほとんど残っていないということも良くあります。

午後4時を過ぎると帰宅ラッシュが始まります。
市場は帰りがけに夕飯の買い物をする人たちでごった返します。

このように日本とは生活のリズムが違いますが、この「明るくなったから起きる。暗くなったから家に帰る」という生活スタイルは、自然と共に生きてる感じがして結構気に入ってます。
とはいえ最近は街中の飲食店は遅くまで営業するところも増えてきているので、だんだんと宵っ張りなカンボジア人が増えてくるのかもしれません。